不妊治療・妊娠・出産と、何かと医療費がかかりますよね。妊婦の皆さん、病院の領収書はしっかり保管してますかー?!医療費控除した方がいいですよ!
産後は忙しくなるので、今のうちに、医療費をまとめておきました。我が家の場合、10万円ぐらいの税金が控除されるようなので、めんどくさくてもやらないと損!!です。
ということで、手続き方法をまとめました。
- 不妊治療と妊娠〜出産には、いくらかかった?私の場合の金額公開。
- 医療費控除の計算方法は?還付金は、いくらぐらい戻ってくるの?
- 出産入院費用も対象!医療費控除の対象の医療費は?
- 医療費控除の申請書類の準備。
- 医療費控除の申請方法。
- 最後にまとめ。
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不妊治療と妊娠〜出産には、いくらかかった?私の場合の金額公開。
昨年は、不妊治療にかなりのお金がかかりましたが、仕事の忙しさを理由に、医療費控除を申請していませんでした。でも、5年前まで遡れるから大丈夫!ということで、2年分の費用を公開しまーす。
旦那の医療費と、私の医療費の合算をざっくりまとめるとこんな感じ。
去年は、不妊治療中心で55万円ほど。今年は、不妊治療+妊娠+出産で、140万円ほど。ひゃー、なんという高額でしょう!!
<平成27年>
(1)医療費+交通費:550,000円(ほぼ不妊治療)
(2)補填される費用:-300,000円(特定不妊治療助成制度の還付金)
→体外受精を行ったため、「特定不妊治療助成制度」を使用して、東京都から200,000円が還付されました。また、世田谷区の制度を利用して、100,000円が還付されました。お住いの都道府県や自治体によって制度が異なりますので、不妊治療を行った方は、必ずチェックしてくださいね。
<平成28年/予測>
(1)医療費+交通費:500,000円(不妊治療+妊婦健診)
出産費用:900,000円
(2)補填される費用:-300,000円(特定不妊治療助成制度の還付金)
-420,000円(出産育児一時金)
妊婦健診については、クーポンを差し引いての支払いをしていすが、ざっくり100,000円ぐらいかかっているようですね。病院によって、検診の費用は異なるので、個人差あると思います。(私は、庶民のくせに無理してちょっとセレブ病院だから高めかも。)
医療費控除の対象になるかどうか微妙な項目については、後述します。ひとまず、ざっくりこのぐらいかかったんだな〜というご報告まで。
医療費控除の計算方法は?還付金は、いくらぐらい戻ってくるの?
そもそも、医療費控除とは?
その年の1月1日から12月31日までの間に自己又は自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために医療費を支払った場合には、一定の金額の所得控除を受けることができます。これを医療費控除といいます。
出典:http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1120.htm
医療費控除の計算方法は?
1年間に支払った医療費(世帯合計)から、10万円を差し引いた金額が「医療費控除額」となります。(年間所得が200万円以下の方は、10万円ではなく年間所得の5%とのこと)
<医療費控除の計算式>
年間支払った医療費 ー 10万円 = 医療費控除額
医療費控除額 × 所得税率 =還付金(所得税が戻ってきます)
※更に、所得税が還付されるだけではなく、翌年の住民税も安くなります!
で、所得税率って何?って話なのですが、調べるのめんどくさいですよね。
便利なサイトがあるので、そちらを利用して計算しましょう(^^)
ご主人でも奥様でもどちらの収入からの控除でもOKですが、収入が多い方で申請をした方が、より多くの税金が還付されるので良いと思います。
また、計算式の中に「所得金額」が必要となります。
所得金額=給与所得控除後の金額-所得控除の額の合計
※源泉徴収症に記載があるので、計算してみてください。
我が家の場合は、ざっくり280万円ぐらいが所得金額になります。
■簡単に医療費控除額を計算>> 医療費控除簡易計算
↓ちなみに、我が家の平成27年度の場合はこちら
つまり、15,000円の所得税が戻ってきて、来年15,000円分の住民税が減税になります。
ということは、医療費控除をしなかったら、30,000円も損をするということに!
↓ちなみに、我が家の平成28年度(予測)の場合はこちら
つまり、58,000円の所得税が戻ってきて、来年58,000円分の住民税が減税になります。
ということは、医療費控除をしなかったら、11万円も損をするということに!!!
出産入院費用も対象!医療費控除の対象の医療費は?
医療費控除の対象になるもの・ならないもがあるので、しっかり確認しましょう。
ざっくりですが、治療に関わる医療費+薬代+交通費は、対象になります。
病気の予防(インフルエンザのワクチン等)などは、対象外です。
No.1122 医療費控除の対象となる医療費|所得税|国税庁
出産に関しては、定期検診や検査などの費用、通院のための交通費も対象です。入院した際の食事代なども含んで申請してOK.ただし、個室や差額ベッド代は対象外ですが、「やむを得ない事情。大部屋に入院できない場合」などは、対象になるそうです。
医療費控除の申請書類の準備。
ざっくりですが、年間15万円ぐらい医療費がかかると、1万円ぐらい減税になるので、医療費控除した方が良さそうですね。それでは、医療費控除の方法について簡単にまとめます。
<医療費控除の申請に必要なもの>
1.源泉徴収票
2.領収書(医療費を証明する書類)
3.領収書のない医療費(通院交通費等)の支払明細
<申請の準備>
(1)領収書と金額をまとめる。
医療費集計フォーマット(エクセル)にまとめると、把握もできて便利でした。
あとで申告書でも使うので、きちんと整理してまとめると良いですよ。
フォーマットが国税庁のサイトからダウンロードできるので、こちらに入れていきましょう。病院への交通費も対象となるので、一緒に記載するのを忘れずに!
(2)確定申告書の準備
e-taxで申告するなどの方法もありますが、別途端末の購入が必要なので、書類作成→印刷→郵送の方法が始めやすいですよね。自宅にプリンタが無い方は、セブンイレブンとかファミマ・ローソン等でのネットプリンが便利ですよ。
それでは、以下のサイトから書類を作成してみましょう。
作成開始→書面提出→内容を読んでクリック→所得税の確定申告書作成。
一番左の青い部分をクリック。
その後は、指定された項目を入力してどんどん進んでいきましょう。一通り入力すると、こんな感じで医療費控除のところへたどりつきます。
ここで、医療費控除→入力するを選択!
そして、(1)で用意した医療費集計フォーマットをインポートします!
すると、項目ごとにきちんとまとまって入力されます。ナニコレ便利!
※文字エラーなどが出る場合がありますが、エラー箇所が表示されるので、エクセルを修正してから、再インポートすればOKです。
間違いなどがないかを確認して、どんどん進みましょう。その後は、個人情報を間違いないように入力してけば、完了です!
データを一時保存もできるので、途中で保存したい場合は、保存しておきましょう。
(Web上で保存ではなく、保存データをいったん自分のPCに保存して、入力再開の時にインポートなので、お間違いの無いように!)
これで、申告書が完成です!印刷しておきましょう。
(3)医療費明細書の作成
医療費集計フォームを印刷しちゃえばいいんじゃないの?と思いましたが、医療費明細書が必要と書いてあるので、こちらも記載しましょう。
既に書類で計算ができているので、難しくないと思います。人ごと・病院ごとにまとめて記載しましょう。
▼医療費明細書はこちらからダウンロード
https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki02/pdf/003.pdf
医療費控除の申請方法。
ここまでで、医療費控除の準備はほぼ完了です!
・源泉徴収票(申告する人の原本)
→原本なので注意!一応、コピーを控えておくと良いですね。
源泉徴収票をなくしてしまった場合は、職場に再発行依頼しましょう。
・確定申告書
→(2)で作成した書類です。
・医療費明細
→(3)で作成した書類です。
・領収書
→申告するための領収書を全てまとめます。
上記をまとめて、管轄の税務署へ提出しましょう。郵送でもOKとのことですが、大切な書類なので以下サイトをしっかり確認の上、提出しましょう。
最後にまとめ。
私は、昨年分の申告があるので、早めにまとめていますが、1月〜12月分が1年分なので、今年の分は、年明けに申告になりますね。また、源泉徴収票が発行されてからになるので、それまでは準備をしておくという段階でしょうか。
自分が医療費控除の申請をするために、情報をまとめてみましたが、素人ゆえに誤りがある可能性があります。ご不明な点などは税務署にしっかり確認していただくことをおすすめしますm(_ _)m 何か間違っている所があれば、コメントなどで教えていただけるとうれしいです。